crosstalk01 先輩社員×未来座談会 「未来を創るために、人と組織も進化していく。」

MEMBER

  • 経理 S.Yさん

    経理S.Yさん

    経理部でお金や物品の管理をメインで担当。会社の雰囲気や全国から信頼を得ていること等に惹かれ、入社を決意。プライベートでは雑貨・小物作りや下呂市の魅力発信をするライター活動など、様々な活動にも挑戦している。

  • 営業 Y.Fさん

    営業Y.Fさん

    関西出身だったが、ライフイベントに伴い、家族とともに移住を決意し、竹原ゴム加工に入社。
    現在は営業部としてお客様の要望をヒアリングし、会社全体の力を借りながら形にしていく役割を担っている。

  • 品質管理 T.Nさん

    品質管理T.Nさん

    名古屋市で大手メーカーの人事部として活動していたキャリアから、ライフイベントに伴い下呂市に移住を決意。その際に出会った竹原ゴム加工の経営陣の考え方や将来性に惹かれ入社。現在は品質管理部門のマネージャーとして組織づくりに努めている。

他社にいたからこそわかる、
業界トップクラスの実績を
つくる団結力。

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皆さんはキャリア採用でご入社されていますが、他社と比較しての強みを感じるときはありますか?

Yさん :「スーツでも汚れない工場・会社」を体現しているところですね。品質を守るためには、工場の環境が第一だとみんながわかっているので、キレイな状態を維持することに、みんなで協力している印象です。整理整頓にも力をいれているので、本当に毎日気持ちよく働けています。

Fさん :前職まで、そういった環境で働いてなかったので最初は戸惑いました。(笑)「え~、そんなところまでやるの?」みたいな。でも、周りの人たちがきちんとしているから、自分もきちんとしないといけないなって、前向きな刺激をもらい、今は同じ基準で働けています。

Nさん :初めて工場を訪れたお客様からも「噂には聞いていたが、想像以上だった!」と嬉しいコメントをいただくことが多いです。

Fさん : これからゴム業界も変化があるとはいいますが、お客様にとっても当社の生産現場へのこだわりは業界の中でも圧倒的な差別化になると思いますね。食品業界のような高い基準、とも言っていただけますよね。実際、よくミスでカーボン※をこぼしてしまうなんてことがありますが、それを絶対放っておくことはしません。何かに混ざったら大変なことになってしまうので、誰がやったかとか部署がどうとか関係なく、その場の全員で迅速に対応するという団結力がありますね。

Nさん : まさにそうですね。人と協力して、良いものを創ろうという意識のある方が多い印象です。私の前職の会社と比較をすると、100名規模というこじんまりした会社ですが、全体的に見て人がすごく優しい。相談しやすいですよね。

Fさん : 確かに、コミュニケーションをとることが好きな人は多いです!どんな話でも、嫌な顔をせず、耳を傾けてくれる人が多いですし、何よりみなさん穏やかで素敵ですよね。

※ カーボン:炭素繊維強化プラスチックのことで、ゴム製品に広く使用される材料。

時代に合わせて事業を
進化させる。
固執しない余裕を持てる
秘訣とは

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業界のニーズ、人財と設備が揃っているなら、将来も安泰ですよね?

Nさん :ゴムというモノ自体は、今の人々の生活に必要不可欠なものです。簡単に世の中からなくならない息の長い素材だとは思います。一方、ゴムだけに固執をするのではなく、会社の設備を活かし、お客様のニーズに柔軟に応えていけるようにすることも大切だと思います。

Fさん :Nさんのいったことに補足すると、これまで通りのことだけやっていては、いつかは淘汰されてしまうのではないかと思います。生き残っていく会社づくりが必要になると思います。当社では、各部署で創意工夫をして、お客様に提供できる価値を増やしているのが現状です。例えば直近の例だと、これまでやってきたゴム練りだけではなく、素材を計量して販促するという取り組みもしています。原材料を扱っている企業も人手不足によって、原料を小分けで販売することをしなくなってきました。そうなると、少量だけ必要でも、大量に購入して、あとは廃棄するなんてこともあるようです。そんなお客さんの悩みをお聞きして、できることがないかを社内で話し合いました。

Nさん :そこで、当社には計量器があるので、素材を仕入れて小分け販売をしてみたんです。メーカーではなく商社のようなビジネスモデルを取り入れて、お客様に貢献できるようにしました。結果、これがお客さまにも非常に重宝されまして。現在では、売上の1つの柱になってきています。

Fさん : お客様とコミュニケーションをとってみると、想いのよらないことで困っていたりするものです。当社の設備で柔軟にニーズに対応していきたいですね。

Yさん : 竹原ゴム加工の財産は、設備だけではなく、人が持つ技術もそうです。これまで会社を支えてきて下さっていた職人レベルの技術者の皆さんから、次の世代に技術を継承していかないといけない時がきています。

Fさん : 未来を創る人を育て増やしていくためには、コミュニケーションが大事だと思います。本人がやっていることを、近くで見せてもらって、経験と知識をその人の横で盗んでいくことをしっかりやっていきたいです。もちろん、IT技術なども活用していきますが、とはいえまだまだ製造業は経験則がものを言う業界。社員同士のつながりをうまく創って、みんなで成長していきたいですね。

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未来を創るために、
人と組織も進化していく。

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職人的な働き方もいいですが、働く動機も多様化していると思います。時代に合わせた組織づくりのためには、どのようなことが必要だと思いますか?

Fさん :「背中を見て育て!」の様な感覚や経験則のみの教育ではなく、私たちの様な育成側が若手メンバーに未来やキャリアイメージを見せてあげることが重要だと思います。現状、当社で働くと、1つの仕事を極めるのではなく、幅広い仕事を任されていくことが殆どです。それが最終的には市場価値を高めるスキルにつながるのですが、最初のうちは自分のキャリアにどう影響するのかを連想しにくいかもしれないですね。

Nさん :そうですね。キャリアのイメージを一方的に見せていくだけではなく、若手メンバーと一緒になってキャリアプランを描いていけるといいですよね。それだけではなく、組織の仕組みや制度まで一緒になって創っていけると、なお素敵です。「やってみたい」「意味があると思う」とそれぞれが感じることについて、アイデアを出し合い、積極的に実現していけるような柔軟性と実行力のある組織により進化していきたいです!

Yさん :そのためにも、これから入ってくる方には「当社の環境をどのように活用して、より人生を豊かにするか」という発想を持っていただけるといいなと。なりたい姿があるとか、就きたい役職があるとか、何でも良いのですが、自分の目標や願望を実現させたいという気持ちがあると、働く時間が賃金をもらう以上の価値を持つんじゃないかなと思いますね。

Fさん : 会社に入る動機は、目標と呼べるものじゃなくてもよいと思います。物欲でもいい。でも、働く時間を「ただ会社に来て、適当にこなして、帰る」という過ごし方をするのは勿体ないです。目の前のことに好奇心をもって取り組み、たくさんの経験を積んで、ステップアップしていってほしいですね。私たちもいい刺激をもらえそうです。

Nさん : 今や転職も当たり前の時代になっています。給与や待遇で比較されることも多いので、そこも磨いていきたいですが、何よりも「この会社で頑張っていきたい」という想いを持っている方と一緒に働きたいですね。

等身大の自分で
飛び込んでほしい。
仲間とともに
未来を一緒に創る挑戦を。

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これからともに働く未来の仲間にむけて、メッセージをお願いします。

Fさん :就活をしていると、面接や選考で自分のことを良く見せようとしてしまうこともあると思います。でも、当社の選考では、肩の力を抜いて飛び込んでくるような気持ちで十分です。大きく見せないありのままの姿のほうが、私たちも素直に受け入れられると思っています。論理ではなく、出会ったご縁を大切にしたいです。

Yさん :専門性の高い会社ではありますが、皆さんから見てプロのように感じる社員も、初めての経験をたくさん積んできたからこその今があります。緊張せず、未来の自分を信じて入社していただけると嬉しいです。

Nさん :そうですね。私も、自分らしく就活をして、入社してからも自分らしくいてほしいです。特にふと「間違っていないかな」「こんなこというの変かな」と思ってしまうような心配な意見まで、どんどん伝えてほしいです。正しいとか根拠があるとかはどうでもよくて、本音で話せているかどうかが重要だなと思っています。

Fさん : あまり気負う必要はない会社ですから、「なんとかなる!」と思って決断してもらえれば嬉しいですね。

Nさん : そうですね。はじめは、「なんかやっていけそうだな」という感じでも大丈夫です。一人ひとりの魅力や強みをひきだすことに、私たちも注力していきます。未来を一緒に創っていく、この感覚をともに共有したいですね。

素材を活かせ。伸びろ自分。